PMSによる心の症状

2018年02月12日
PMSによる心の症状

PMSと呼ばれる「月経前症候群」はホルモンバランスの体の不調だけでなく、心の不調も多くみられます。
PMSではうつ状態の症状が多くみられます。

攻撃的で怒りっぽい、興奮が多くイライラする事も多い、憂鬱になる、無気力になる。
集中できない、自信がなくなる、不安になることが多い、睡眠が普段のようにとれない。
今挙げた症状が長い期間、例えば1か月以上続くようならば、心のケアも必要になってきます。

PMSは日本ではまだメジャーな疾患ではないため、症状が明確には浸透していませんが、精神的不調が多くの比重を占めています。
心の調子が悪くなってくると、日常生活や人間関係にも影響を及ぼし始めます。
心が敏感になっているためストレスが普段以上に感じられるようになり、感情の制御が難しくなります。

PMSになり、不調に気付かずストレスを感じる毎日を過ごすと、心が敏感になり理由もないのに不安が襲って来たり、通常感じないありとあらゆるものに不安を感じすぎ、余計に心を酷使します。
また、不安の増大に伴い他の事に集中しづらくなったり、少しの事で興奮をしたりイライラしたり、感情の制御が難しくなります。

その反面不安、興奮、イライラなどの激しい感情を放出する反動として、一段と心は疲れていき、何もできない無気力の状態に陥ったり、意味もなく自分に自信をなくし憂鬱な気分になりふさぎ込むような、心が停滞した状態にも陥ります。
感情の上下動の結果、人間に大事な睡眠にも多大な問題が出て、眠れないといった症状も現れます。

他の精神疾患と同じで、適切な対処を行わないケアをしなければ、PMSの治療に多大な悪影響を及ぼします。
そのため、治療医に不安やうつ状態を和らげる薬を処方してもらったり、興奮状態やイライラを緩和する薬を処方してもらうなどの対処が必要になります。

PMSの心の症状を和らげるためには、自分の気持ちの持ちようである等と自分を責めずにきちんとした対処をすることが大事です。
きちんとした対処を行えば、少しは楽な気持ちでPMSの治療を行っていけます。

PMSにより不安で眠れないときの対処法

PMSの心の症状を和らげるために、最も気を配らなければいけない症状は睡眠をとることです。
PMSでは眠れないと訴える人が多いので、しっかり快適に眠るためにどのような対処が必要かを考えなければいけません。

人間にとって睡眠は必要不可欠なものです。
健康な人でも睡眠が不足すると体調を崩したり、イライラしたりと何らかの悪影響が出てしまいます。
ですからPMSを患っている人ならなおさら睡眠不足は大敵です。
心の症状をきちんと和らげても眠れない状態が続けば、完全に治療の効果が出ず、普段以上にストレスを感じ、理由のない不安も増大し、心が余計にひどく弱っていきます。

眠れない時の対処法ですが、眠る前に温かいミルクなど温まるものを飲むのがいいです。
あらゆる意味で興奮するものは避けるのも大事です。
内容の激しいテレビを観る、感情を起伏させる漫画や雑誌は避ける、などです。

心を安静の状態に持っていくことが大事です。
寝室にアロマを焚くのもいいです。
アロマは心を安らげ落ち着かせると同時に、体全体をリラックスさせる効果があります。
眠るための環境作りを自分で心がけることが大事です。

年中できる環境作りとは別に、季節によって眠るための環境作りが必要になります。
夏の暑い日は、エアコンを適温でつけておき、タオルケット等薄手のものをかけて横になります。
無理にエアコンを避けると快適な睡眠を妨げます。
冬は厚手の寝間着などを着用し、温度によってはエアコンの使用や乾燥を避けるために加湿器を使用することもいいです。

いずれにせよ、自分が一番寝苦しくない環境を試しながら、しっかりとした睡眠をとることが心の症状を楽にしていくためには大切なことです。